次女と切り札レター

前記事は、次女を高学年の男の子のからかいから守る記事を書いたが、今回は、次女絡みのまた別件。
 
長女の時も、幼稚園から小学校低学年まで色々あったが、また、次女とは違う種類のことだった。

長女の場合は、欲しいシールを友達から盗んだ事、いじめられた腹いせに公共物への落書きや、お腹が痛くて学校に行きたくない…などのことだった。
盗みについては、いけないことをしたことを自覚させ、本人に謝罪させ、あえて苦い経験をさせることで再犯を止めたが、シールが欲しい気持ちだけは尊重し、お手伝いや勉強をポイントに換算して、月末にお小遣いとしてお金を渡すことにして、好きな物を買って良いことにした。
公共物への落書きに関しては、それに至るまでの長女の気持ちに共感を示し、私が一緒に消しに行くことで解決し、登校拒否に関しては、嫌なことノートを作り、嫌なことを我慢した分だけシールを貼って、溜まったら、おやつやプレゼント、お出かけなどの特典を与えることで解決した。
そのいきさつは、前ブログに掲載している。
こちら

ameblo.jp

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次女の場合は、被害を受けることが多いような気がする。
学校では、長女の男友だちにからかわれたり、英語教室では、年上の子にこそこそ話を頻繁にしかけられて話を聞けなかったり、活動中にその子にそそのかされ連れ出され、先生に怒られるようなことがあったり、何かと悪影響を受けやすい上に、ターゲットにされやすい。
幼稚園の時も、男の子に加害者に仕立て上げられ、やったやらないで大変な思いをした。
これも次女の性分かもしれないが、なるべくなら、被害を受けないように守ってやりたいのが親心。
ということで、英語教室の年上の女の子にも、「ちゃんと英語しようよ」と言うように諭した。
それが無理なら、また手紙を書いて、お守り代わりに持たせてみようと思う。
ちょっかいを出してくるお姉ちゃんの男友達も、無視するようになったらすっかり、ちょっかいを出さなくなったようだし、一安心。
嫌なことノートと同じように、切り札レターも、効果があるようだ。

次女を守るには

随分、更新が空いてしまった。
日常の忙しさに、思いがついて行かないのだ。
ことが起きたらその場で解決。
持ち越す余裕すらない多忙さ。
あらゆる案件が同時進行で、あらゆる締め切りに追われ、延々と続くハードルを飛び越えながら進むような日々。
そんな中、心のざわざわがおさまらない事件が起きたので、ここに記録。
ある日、次女が泣きながら帰ってきた。
「どうしたの?」と訊ねると「お姉ちゃんのお友達の男の子にからかわれたー!」と。
「何て言われたの?」と聞くと「大声で名前を何度も呼んできたり、お前シシュンキ~?と、からかうように訊いてきたりするから、嫌になって泣いたら、それぐらいで泣くなと責められた!」とのこと。
長女もその場に居たはずだったので、「何で妹を助けなかったの?その男の子に注意してくれたらよかったのに…」と言うと、長女曰わく、男女の仲良しグループでワイワイ帰っていたから、同級生の手前、その場が白けるような事は言えなかった…と。
とりあえず、しばらくは、私が次女を学童保育までお迎えに行くことにした。
その間に、色々考えてみた。
長女に次女の世話を丸投げにして負担になるのは可哀想だけど、パート帰りに毎日次女のお迎えに行くのも大変。それに、我が家は上の子は下の子の面倒をみて当たり前…というパパの教育方針があるので、長女には、教育のためにも次女と登下校を共にしてほしかった。
ただ、友だち命のお年頃の長女に、友達をなくしてまで次女の面倒を見ろとは言えない。
そこで、次女のポケットに手紙を忍ばせることにした。
それは、男友だち宛てのもので、内容は、私からその男の子に宛てたものだった。本人がその男の子にやめてと言って泣いても聞いてくれないようなので、これが最善の手段だと思った。

「○○君へ
次女ちゃんのお母さんより

次女ちゃんが、あなたのことを怖がって、下校中にいやな思いをしているので、大きな声で名前を呼んだり、からかったりしないでね。お願いします。」

と書いて、小さな封筒に入れて持たせた。
次女にはまず、以下のことを伝えた。
嫌なことをされたらまず、
①無視する
…それでも何か言ってきたら、
②やめてと言う
…それでも聞いてくれなかったら、
③手紙を渡す
手紙は最終手段。

その後も続くようなら、担任に報告。
保護者も含めた指導をしてもらおうと思う。
この件に関しては、一旦、これで終了。
何とか、昨日から、長女と次女は一緒に下校しているが、昨日は何も問題はなかったようだ。
ひと安心☆

試される親の力

長男、長女、イキイキして無事にキャンプから帰宅した。
五泊六日という長い旅だったが、長男は、12時間かけた登山を成功させたり、長女は、初めてのカヌー体験をしたり、全国から来た子達と友達になったりと、とても楽しんだようだった。
行きがけの私の失敗など、何も気にしていないようだったし、実際に、待ち合わせ時間には間に合い、何も問題はなかったと言ってくれた。
家族にも、沢山お土産を買ってきてくれていた。
二人の成長に、本当に感動した。二人に対して、さらに、愛情が深まった。
しかし、子供が大きくなるにつれ、すべてを手放しでは喜べなくもなってきている。
長男は反抗期に突入し、親と同じ部屋で過ごすことが大幅に減り、自室にこもり、ベッドに横になって本を開く時間が増えてきた。
夏休みは、昼食を食べたらほぼ友達と遊びに出かけてしまう。
宿題の進み具合はどうなのか、休み明けの課題テストの勉強は始めているのか、気になって聞いてみるが、「大丈夫、大丈夫」と生返事。
そう言われたらそれ以上は言えないが、子供の言うことを100%信じることは出来ない。
さて、どうしたものか。
平日、予定がない日は大体パートを入れているので、下二人の世話や習い事の送り迎え、家事なども考えると、長男にかかりきりになることは出来ない。
一週間夏期休暇をとって家にいる主人は、呑気に「夏期休暇中に、海水浴に二回行こう!」なんて張り切っているけど、現状を話して、それどころではないことを伝え、主人にもしっかり子育てを手伝ってもらうことにしよう。

ドジ

先日、長男と長女を5泊6日のキャンプに送り出す際に、電車の時間を間違えてしまい、メンバーとの約束の電車に乗り遅れさせるという、大失敗をしでかしてしまった。

駅に着いた途端、乗る予定だった電車が出発。

慌てて予定表で時間を確認すると、時間を5分ほど間違えて認識していた。

言い訳がましいが、子供3人夏休みで、3児の世話プラス家事プラスパートプラス2人の長期キャンプの荷造りのチェックに追われ、時間の部分がスポッと抜けていたのだと思う。

快速の停まる隣駅まで車を飛ばしたが、快速にも間に合わず、子供達には迷惑をかけた。

思えば、2年前もそうだった。

長女のキャンプの出発日を間違えていて、バスに乗り遅れ、現地まで送るという大失敗をしでかし、長女に大泣きされたことがあった。

2度目の大失敗ということで、私もパニックになり、車の中で大荒れに荒れた。

「何でママはいつもこうなんだろう?もう、消えたい!自分が嫌になる!!もう、無理〜!!」と号泣。

長女が「ママ、慌てなくていいから、集合時間には間に合うから、事故らないようにだけ、気をつけて。」と。

それを聞いて私、「でも、あんた達だって、もともと自分のことでしょう?何でママだけが時間を把握していないといけないわけ?自分のキャンプなのに、出る直前まで長男はベッドでマンガ本読んでさ!おかしいやん⁉️」と逆ギレ。

「もう、ママの言うことなんて信じなくていい!自分を信じなさい!!」と自分でもわけのわからないことを怒鳴っていた。

が、これはいけないと自分でも思い、「ごめん!お母さんが悪かった!本当は全部お母さんの不注意。。あなた達は悪くないから、全部お母さんのせいにしてちょうだい!メンバーにはお母さんから連絡しておくから、行ってらっしゃい。」と送り出した。

その時の長男の表情を、今も忘れない。

目に涙を溜めて、軽蔑するような、悲しいような顔で私を見ていた。

2人を送り出した途端、どうしていいか分からなくなり、小さな次女の手を引いて、「消えたい・・・もう、疲れた」と呟いていた。

駅構内のコンビニに入ってジュースでも買おうと思ったが、財布にお金が入っていないことに気づき、渇いた喉を潤すことすら出来なかった。

まだホームにいた長男と長女に「行ってらっしゃい。楽しんできてね。」と笑顔を作って振り絞るように言ってみたが、長男は振り返らず、、、長女だけが、笑って手を振ってくれた。

そんな2人が、今日、帰ってくる。

私はどんな母親として、子供達を迎えるのだろう。

そして、そんな私は、子供達に受け入れてもらえるのだろうか。

 

 

 

 

 

早とちり

長女に、私の以前書いていたAmebaブログをみせたら、とても興味津々で、大笑いしながら読みふけっていた。

自分の幼い頃のことが細かく記してあって、面白いのだろう。

「ママ、また書いて〜」と言ってくるので、彼女が大きくなった時の為にも、このブログで子供達の成長日記はつけたいと思う。

 

それはそうと、最近の次女には、手を焼いている。

しっかり者で、運動も勉強も対人関係も問題なく、一学期のあゆみもオール「よい」で、担任との面談の際は、「私がいない時は、小さな先生として頑張ってくれています。このまま、高学年になってもリーダーとして活躍してくれるでしょう。」という上々の評価だった。

先生にも、「何かお手伝いすることはありませんか〜?」といつも声をかけているんだとか。

でも、最近、これで安心していていいのだろうかという複雑な思いに駆られる。

上2人は、親の言うことを聞いていたが、次女は、自分で何もかもささっとやってしまうので、指示を出すまでもないことが多々。

むしろ、手が早く、言う前に先にやってしまうことによるトラブルも増えている。

昨日は、入浴中に、いきなり剃毛用シェーバーを「ママ、ハイ!」と手渡してきた。

その際、ヘッド部分が外れて落ちて、あやうく怪我をしそうだったのだ。

「危ない!何するの!?」と注意すると、「だってママ、いつもこれ、使うでしょう?だから先に出してあげた」と。

そして、朝起きると、「ママ、今日のお洋服、出してあげたよ。ネックレスとイヤリングもセットしておたよ。」と、トータルコーディネートされていたが、普段着に、豪華パールのフォーマル仕様のアクセサリーがセットされていた。

ありがたいけど、少し迷惑。。

スーパーへ行けば、さっさと牛乳を持ってきてカゴに入れるが、賞味期限の日付けが古かったり、銘柄が違っていたり。

私が幼い頃、母親に「ありがた迷惑!」とハッキリ言われたことがショックで、ずっと心に刺さり続けていたので、次女にはそれを言わないと心に決めているが、どうやったら、この早とちりの性格を治すことが出来るのか、試行錯誤中だ。

 

 

座敷童子?

こちらに引っ越してきてから、次女が、座敷童子を見るようになった。

はじめは、廊下が怖いと言っていたので、幼少期特有の暗闇が怖い現象かと思っていたら、ある日、廊下にいつも男の子がいるよ・・・と言い出した。

「どんな子?」と聞くと、「青い着物を着て、下駄を履いた、から傘を被った、おかっぱの男の子だよ」とのこと。

身長は、「このくらい」と、1m位を示した。

よく廊下にいて、ニコニコ笑っているらしい。2人で、リク君と名づけた。

たまに、じゃんけんなどをして遊んでいるらしいが、「リク君はたぶん、昔の人だから、発音が違うんだよ。と、唄うように、じゃーんけーんぽんっ♪と言うんだよ。あーそーぼっ♪っていうのも、唄うみたいに言うよ。」と。

この辺り、とてもリアルだ。

いつも同じ着物を着ているから、「着替えないの?」と聞けば、「同じの何枚か持ってるんだよ」言ったらしい。

学校の廊下にもよく居るらしいが、みんな気づかないそう。

ただ1人、クラスメイトのA.Sちゃんだけは、よく誰もいない方向を見ていることがあるから、見えているかもしれないとのこと。

たまに、お母さんも見るらしい。

「ママが、お姉ちゃんの絵を座敷で見ている時、台所でお鍋を混ぜている女の人が居たよ。多分、リク君のお母さんだと思う。ピンクの花柄の着物を着て、お花のかんざしを付けた、色の白い、ストレートヘアの女の人だよ。その人も、ニコニコしてる。」

「お父さんも見るよ。青い着物をきて、水色の帯をしてて、パパみたいな髪型で、ニコニコしてる。いつも和室に来て何かする時は、リク君と手を繋いでるよ。」

「妹もいるよ。お母さんとよく似て、ストレートヘアで肌の白い子。よく廊下を走っているけど、音は聞こえなくて、しのび足みたいに走ってて、お兄ちゃんの部屋にすっと入っていくよ。」

少し前に見えなくなっていたのに、昨日からまた見え始めたそうな。

昨日、次女は、3泊4日の単身での英語合宿から帰宅したばかり。

「キャンプ先でも、リク君をよく見たよ。男の子部屋で寝てたよ。2階の和室でトランプみたいなカードで遊んでたよ。妹と。」と。

もしかしたら、合宿に行ったことで、第六感が鋭くなって帰ってきたのか、もしくは、何らかのお客様をお連れして帰宅したのか、真相はわからないが、昨夜、夫が言った言葉も気になった。

「キッチンから生ゴミの臭いがするけど、何か腐ってるものない?」と。

キッチンに生ゴミは無かったし、私には匂いは感じられなかったので、もしかしたら、霊臭かもしれない。

正体は不明だが、何かしらあるのではないかと感じるので、記録。

 

 

迷走

息子とまた口論。

ああ言えばこう言う・・・

部活で汗まみれになったユニフォームを、何度言っても洗濯カゴに入れない。

自室の床に脱ぎ捨てられている。

アンモニア臭が漂って、まるで、部屋中が化粧室の臭い。

それなのに、息子は、気にならない様子。

髪もベタベタでフケだらけ。

地肌まできちんと洗うように言っているし、デオドラント成分入りのシャンプーも用意したのに。

爪も伸びていて、真っ黒。

シャーペンの先で爪に溜まったゴミをとっているらしく、そのせいでまっくろになっているらしい。

不潔だからという理由で、いじめに発展しないか心配で言っているのに、息子はああだこうだと口答えをして注意を聞かない。

遊ぶ友達もいつも同じ子で、小学生の頃に比べて、大幅に減った。

遊ばなくなった友達からは、フケを指摘されていたらしいので、不潔が原因で誘われなくなった可能性も無きにしも非ず。

よく息子と遊ぶその友達も、私の目を見ない。

挨拶をしても、無表情で、そそくさと逃げるように行ってしまうので、何を考えているのか分からない。

夏休みになったが、いつもその子と遊んでいる。

放任気味のうちの子で、勉強も運動もパッとしない。

何故、息子と気が合うのか分からない。

近所の住宅街の公園で野球やサッカーをしていると言うが、本当なのだろうか。

以前、息子の別の友達家族でキャンプに行った際、「息子くんが、カラオケで97点出したことがあるって聞いたよ〜」と言っていた。

聞き流したが、今思えば、家族で最後にカラオケに行ったのは、5年前だ。

怪しすぎる。

あれこれ、疑ううちに、息子の全てが信じられなくなる。

いけないとわかっているのに。。。

どうしたものか、考えなくては。