ドジ

先日、長男と長女を5泊6日のキャンプに送り出す際に、電車の時間を間違えてしまい、メンバーとの約束の電車に乗り遅れさせるという、大失敗をしでかしてしまった。

駅に着いた途端、乗る予定だった電車が出発。

慌てて予定表で時間を確認すると、時間を5分ほど間違えて認識していた。

言い訳がましいが、子供3人夏休みで、3児の世話プラス家事プラスパートプラス2人の長期キャンプの荷造りのチェックに追われ、時間の部分がスポッと抜けていたのだと思う。

快速の停まる隣駅まで車を飛ばしたが、快速にも間に合わず、子供達には迷惑をかけた。

思えば、2年前もそうだった。

長女のキャンプの出発日を間違えていて、バスに乗り遅れ、現地まで送るという大失敗をしでかし、長女に大泣きされたことがあった。

2度目の大失敗ということで、私もパニックになり、車の中で大荒れに荒れた。

「何でママはいつもこうなんだろう?もう、消えたい!自分が嫌になる!!もう、無理〜!!」と号泣。

長女が「ママ、慌てなくていいから、集合時間には間に合うから、事故らないようにだけ、気をつけて。」と。

それを聞いて私、「でも、あんた達だって、もともと自分のことでしょう?何でママだけが時間を把握していないといけないわけ?自分のキャンプなのに、出る直前まで長男はベッドでマンガ本読んでさ!おかしいやん⁉️」と逆ギレ。

「もう、ママの言うことなんて信じなくていい!自分を信じなさい!!」と自分でもわけのわからないことを怒鳴っていた。

が、これはいけないと自分でも思い、「ごめん!お母さんが悪かった!本当は全部お母さんの不注意。。あなた達は悪くないから、全部お母さんのせいにしてちょうだい!メンバーにはお母さんから連絡しておくから、行ってらっしゃい。」と送り出した。

その時の長男の表情を、今も忘れない。

目に涙を溜めて、軽蔑するような、悲しいような顔で私を見ていた。

2人を送り出した途端、どうしていいか分からなくなり、小さな次女の手を引いて、「消えたい・・・もう、疲れた」と呟いていた。

駅構内のコンビニに入ってジュースでも買おうと思ったが、財布にお金が入っていないことに気づき、渇いた喉を潤すことすら出来なかった。

まだホームにいた長男と長女に「行ってらっしゃい。楽しんできてね。」と笑顔を作って振り絞るように言ってみたが、長男は振り返らず、、、長女だけが、笑って手を振ってくれた。

そんな2人が、今日、帰ってくる。

私はどんな母親として、子供達を迎えるのだろう。

そして、そんな私は、子供達に受け入れてもらえるのだろうか。