小言を言ってしまう

今朝、長男についに爆発。
水筒を入れようとしたら、学校に忘れて来たと言う。
仕方なく、妹の使わなくなった赤い水筒を貸したら、ベッドの中に置き忘れていく。
せっかくアイロンをかけてあげた制服のカッターシャツを、無造作にベッドに置いていたため、くしゃくしゃになり、またかけ直す羽目になる。
6時40分に家を出なくてはならないのに、6時20分に起きてくる。
弁当と水筒をつめ、着替えて食事をしたら、歯を磨く暇もなくバタバタと家を出る。
今日は、ベルトもせずに制服のズボンを履いて出ようとしたので、慌てて止めた。
そんなことが続くなら、早く起きれば良いのに
、何度促しても、治らない。
本当に頭に血が上る。
実母が感情的に怒る人だったので、それはやめようと思っているのに、顔を見ればイライラが募り、小言を言わずにはいられない。
言ってはいけないことを言いそうになる。
どうしたものか?
夫は、放っておけと言う。
本人が困れば、自然と振るまいも変わって来るはずだからと。
確かに、自分が中学生だった頃、親に正論を言われる程、腹が立っていた。
頭では、どうすればベストなのかわかっているのに、出来ないことが歯痒いのだ。
それなのに、追い撃ちをかけられるのが嫌だった。
親になると、すっかりそんなことは忘れて、同じように感情的に子供に小言を言っている私がいる。
そんな親のために、勉強しようと思うだろうか?
部活で結果を出そうと思うだろうか?
時間を守り、模範的な生活をしようと思うだろうか?
私が子どもに望むのは、自らが、自らを律して、自尊心を持った子どもになってくれること。
そうすれば自然と、人にも優しくなれるだろうし、幸せな人生になると思う。
そのために必要なことは、小言を言うことより、信じて見守り、時に、アドバイスとして正しいことを提案してみる。
それを受け入れるか受け入れないか、またそのタイミングは、子ども自身に決めさせ、選ばせる。
そのくらいの余裕を持つことが大事なのだと思う。
幸い、義母は、感情型の実母と違い、提案型の母親だ。
おかげで、夫は、自尊心が高く、不平不満をあまり言わない。
そんな風に育ってほしいから、今日から私は、提案型の母親になろうと思う。
もうすぐ長男が部活から帰宅する。
イライラを発症しませんように!