試される親の力

長男、長女、イキイキして無事にキャンプから帰宅した。
五泊六日という長い旅だったが、長男は、12時間かけた登山を成功させたり、長女は、初めてのカヌー体験をしたり、全国から来た子達と友達になったりと、とても楽しんだようだった。
行きがけの私の失敗など、何も気にしていないようだったし、実際に、待ち合わせ時間には間に合い、何も問題はなかったと言ってくれた。
家族にも、沢山お土産を買ってきてくれていた。
二人の成長に、本当に感動した。二人に対して、さらに、愛情が深まった。
しかし、子供が大きくなるにつれ、すべてを手放しでは喜べなくもなってきている。
長男は反抗期に突入し、親と同じ部屋で過ごすことが大幅に減り、自室にこもり、ベッドに横になって本を開く時間が増えてきた。
夏休みは、昼食を食べたらほぼ友達と遊びに出かけてしまう。
宿題の進み具合はどうなのか、休み明けの課題テストの勉強は始めているのか、気になって聞いてみるが、「大丈夫、大丈夫」と生返事。
そう言われたらそれ以上は言えないが、子供の言うことを100%信じることは出来ない。
さて、どうしたものか。
平日、予定がない日は大体パートを入れているので、下二人の世話や習い事の送り迎え、家事なども考えると、長男にかかりきりになることは出来ない。
一週間夏期休暇をとって家にいる主人は、呑気に「夏期休暇中に、海水浴に二回行こう!」なんて張り切っているけど、現状を話して、それどころではないことを伝え、主人にもしっかり子育てを手伝ってもらうことにしよう。